英和2

トライアルにあたって

  • 2週間以内にご提出下さい。
  • それぞれの課題について、調査にかかった時間と翻訳にかかった時間を翻訳文の後に明記下さい。
    およその時間で結構です。なお、時間は短ければよいというものではありません。
  • 実際にクライアントから翻訳を依頼された場合を想定して「訳者コメント」を翻訳文の後に付けて下さい。
  • 何を参照しても結構です。特許庁HPからアクセスできる公開明細書や、図書館にある辞書、事典、参考書など、更にはインターネットでgoogleなどを使って十分に調査して下さい。
  • 誤訳や訳抜けが1箇所でもありますと、その内容にもよりますが、不合格となる場合があります(但し、部分訳ですので不明点や不確実な点が残るはずです。そのような箇所は、コメントしていただければ「誤訳」には致しません)。
  • 内容に関する質問はお受けできません。

英文和訳

段落【0045】と【0047】を訳出して下さい。【0046】は訳出不要です。

【実施例】
【0045】

以下、本発明を実施例及び比較例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実例によって何ら限定されるものではない。

【0046】(段落46は訳出不要)
実施例1
<工程(A):1段反応>

温度を制御できる内容積500mLの電磁攪拌装置付オートクレーブ(材質:SUS316L)に、無水HFを63.9g(3.2mol)およびBF3を91.9g(1.3mol)を仕込み、内容物を撹拌し液温を-10℃に保った。次にメタキシレンとシクロへキセンをモル比で1:1の割合で混合した原料液120.3g(メタキシレン0.64mol、シクロへキセン0.64mol)を反応器に3.0g/min.の割合で供給した。供給後20分そのままの状態を保持した後に、氷水中に内容物を採取し、トルエンで希釈後、中和処理を行い油層を得た。反応成績を求めたところ、メタキシレン転化率92%、1-シクロヘキシル-3,5-ジメチルベンゼン収率77%であった。

【0047】
<工程(A):2段反応と触媒の回収>

温度を制御できる内容積10Lの電磁撹拌装置付オートクレーブ(材質:SUS316L)に、無水HFを1.0kg(50mol)を仕込み、内容物を撹拌し液温を10℃に保った。次にメタキシレンとシクロへキセンをモル比で1:1の割合で混合した原料液1.88kg(メタキシレン10mol、シクロへキセン10mol)を反応器に31.4g/min.の割合で供給した。次に液温を-10℃に冷却後にBF3を11.6g/min.の割合で反応器に1.36kg供給し、BF3を供給した後20分そのままの状態を保持した。

その後、得られた1-シクロへキシル-3,5-ジメチルベンゼン・HF-BF3錯体のHF溶液を、圧力0.4MPa、塔底温度140℃でへプタン還流下の触媒回収塔(内径760mm、長さ1760mm、1/2インチのテフロン製ラシヒリング充填)へ供給し、塔頂よりHFおよびBF3を回収し、塔底部より1-シクロへキシル-3,5-ジメチルベンゼンを含むへプタン溶液を抜き出した。得られたへプタン溶液に中和処理を行い油層を得た。反応成績を求めたところ、メタキシレン転化率97%、1-シクロへキシル-3,5-ジメチルベンゼン収率92%であった。得られた油層を理論段数20段の精留塔を用いて蒸留することによって、1-シクロへキシル-3,5-ジメチルベンゼン純度99%の試料を1.1kg得た。


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